眼科ドック

「眼科ドック」費用は、10,000円〜20,000円ほど

自覚症状がない人も、「人間ドック」で異常が見つかることがあります。人間ドックは、今では心臓ドック、脳ドック、婦人科ドック、髪ドックなど様々な分野で行われるようになりました。これと同じで、最近「眼科ドック」も知られるようになりました。

これは、「眼科ドック」が保険・適用外のためです。でも、目の調子が良くないといえば、通常の保険がきく診断をしてくれます。例えば、次のようなことを理由にして、検査ではなく、治療してくださいと眼科に行きます。

  • 目が乾くので、ドライアイでしょうか?
  • パソコンやスマホ画面がまぶしいのですが?
  • 眼精疲労で目がかすむのですが?
  • 右目が、一部見えにくい部分があるのですが、緑内障?
    などなど。

眼科の通常検査項目

眼科では、ふつう以下の検査をしてくれます。視野検査は、緑内障の疑いがある場合です。正式な「眼科ドック」にはたくさんの検査項目(下参照)がありますが、以下の4つがベースではないかと思います。あとは、症状により、色々な治療が加わります。

  1. 視力測定
    これは説明しなくてもわかりますよね。
  2. 眼圧測定
    眼に風圧をシュッと当てて測定する感じです。眼圧の正常値は10〜21mmHg。この数値より高くなると緑内障になりやすい。しかし、この数値より低ければ緑内障になりにくい、というような厳密な数値上の目安ではありません。
  3. 眼底撮影
    これはフラッシュ撮影みたいな感じで、片目ずつ眼底を写真撮影します。
  4. 視野検査(症状による)
    片目ずつ測定します。視界のいろいろな場所に強弱のある光点を点滅させて、見えた時手元のボタンを押します。視野狭窄があると、その場所に点滅した光は見えない。点滅してないのに、見えたとしてボタンを押しても無効になります。その結果をコンピュータ解析して、視野狭窄部分がわかります。

私は「眼科ドック」ではありませんが、軽い緑内障のため、3か月に一度、視力・眼圧・眼底撮影を受けています。治療は眼圧を抑える目薬「リミガン」を毎日1回刺しています。そして、1年に一度視野検査を受けます。視野検査で、緑内障の進行がわかります。

眼科ドックが必要な方と検査項目

血縁者に緑内障の方がいる方、糖尿病や高血圧、偏頭痛のある方、近視の強い方、眼精疲労のある方。20歳・30歳代の方でも、長年眼科を受診していない方や、特に40歳を過ぎたら自覚症状が無くても、年に1回程度、定期的に受けることをオススメします。

【検査項目一覧】
ある眼科によると、以下の項目が挙げてありました。全部の検査を受ける必要はないと思いますが、心配な方は「眼科ドック」として受けてください。
問診:問診票に現在の症状や気になる点をご記入ください。
他覚的屈折検査:機器を用いて近視・遠視・乱視の状況を他覚的に測定します。
自覚的屈折検査:遠方と近方の見え方を検査します。
お手持ち眼鏡視力検査:お手持ちの眼鏡の度数で、視力を測定します。
眼圧:目の硬さ、圧力の測定をします。
眼位:眼の位置や動きを検査します。
調節機能:眼の調節力を検査します。
両眼視:斜視や斜位などを検査します。
視野検査:見える範囲を検査します。
三次元眼底解析検査(OCT)赤外線で眼の中の断層撮影を行い、網膜の厚みなどを撮影します。黄斑疾患、緑内障の診断が可能です。
眼底撮影:眼の奥の中心部分(視神経乳頭、黄斑部を含む網膜、血管等)の撮影をします。
BUT検査 涙液層破砕時間 涙液が角膜表面から乾燥する時間を測定し涙液の安定性を評価します。
涙液検査:ドライアイの検査で、涙の量を調べます。
角膜内皮細胞検査 角膜の内皮細胞を撮影して、その数・大きさ・形を調べます。
診察
細隙灯顕微鏡検査 前眼部(結膜・角膜)、前房、水晶体、硝子体などを検査・診察します。

眼科ドックに持参するもの

  1. 眼鏡、コンタクトレンズ
  2. お薬手帳
  3. 人間ドック検査結果
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