Contents
「ブルーベリーは目にいい」は、第二次世界大戦のデマ!
「ブルーベリーは目にいい」は嘘。第二次世界大戦のデマだった!
「第二次世界大戦のイギリス空軍のあるパイロットの好物がブルーベリージャムで、そのおかげで夕暮れでも物がはっきりと見えた」と言う逸話から、広く流布されてきました。残念ながら、これは嘘です。
この逸話は、実はレーダーの性能を敵国ドイツに知られないようにするための方便だったのです。。
ただ、ブルベリーが目に良いというプラシーボ(偽薬効果)を信じても別に損はありません。
(Yahoo!知恵袋)には、こんな声があります。
「ブルーベリーを食べ続けていると目に効果がありました」
「信じて飲んだら効きます。健康診断の視力検査でここ数年、状態維持しています」
また、アイサプリ に使われている北欧産ビルベリーには、ブルーベリーよりもアントシアニンが3〜5倍含まれています。
[参考サイト]
ブルーベリーに関するよくあるQA
Q ブルーベリーはあまり効果がなかったので、サプリメントか内服薬なんかで効くものはないでしょうか?
A ブルーベリーを栽培している者です。 ブルーベリーを食べ続けていると目に効果がありました。
食べ続けなければ元に戻ってしまうのを感じています。
Q ブルーベリーアイなど、ブルーベリーのサプリメントは本当に効きますか?目の疲れに効いてほしいのですが。
A 信じて飲んだら効きます。健康診断の視力検査でここ数年、状態維持しています。
Q サプリメントなので、効能をうたい文句にすることはできないので 「老眼鏡が要らなくなった」 「針にめがねなしで糸が通せるようになった」などなど、 細かい字の見づらさの改善に役に立つものならば摂取したいと、思います。
A ルテインとマキベリーが効いたという知人が数名おります。
Q 死ぬほど疲れ目です。ブルーベリーのサプリメントとか飲んでるんですけど、全く効いてる感じしません。同じ方な方でこれは効いた!みたいなサプリありましたら教えてください。
A 死ぬほどの疲れ目になってしまう原因は何でしょうか? 受験勉強やスマホでは眼精疲労は起こりません。 例えば、ドライアイ、眼位異常、眼病などがあるのではないでしょうか? 先ず、原因を調べ、これの対策を立てなければ解決しません。スーパーで本物のブルーベリーを買ってきて、いっきに50粒くらい食べたら、めちゃ美味しくて、プラシーボ効果で、目が良くなった気がしました!
[Yahoo!知恵袋より]
アントシアニンとロドプシン「暗反応」に効果
ロドプシンのことを考えるとイギリスのパイロットの話も、あるあるになりますね。
視覚信号を伝えるロドプシン。その再合成を促すアントシアニン
ロドプシンは片方のに1億個以上あります。ロドプシンが、光によって分解されることで脳に視覚信号を伝えるために、人間は「見える」という感覚を得ることができるのです。分解されたロドプシンは、短時間で再び合成され、目を使う限り、分解と再合成を繰り返します。しかし、目を酷使したり、加齢によって再合成する力が衰えたりすると、ロドプシンの分解に再合成が追いつかなくなり、目の疲れや視力の低下を招きます。そんなロドプシンの再合成を促すのが、アントシアニンなのです。眼精疲労、遠視、老眼、黄斑変性症を患っている人に、3ヶ月間アントシアニンを摂り続けてもらったところ、「目の疲れに影響する瞳孔の大きさが改善し、全員の視力が向上した※」という報告があるほどです。
※『食の科学』2001.10
【出典】https://www.bee-lab.jp/megumi/bilberry/support.html
川本眼科だより 39:ブルーベリーは眼にいいのか
明るい所から暗い所に入るとすぐにはものが見えません。時間が経つと目が慣れてきて、だんだん見えるようになります。このことを「暗順応」と言います。ブルーベリーを食べると、暗順応にかかる時間が短縮され、暗い所でも早く目が見えるようになります。ですから、「夜暗くなると見づらい」という症状には有効かも知れません。
アントシアニンの効果は長続きしません。暗順応が早くなるのは食べたその時だけの話です。毎日ブルーベリーを食べ続けなければ意味がありません。
[参考サイト]
アイサプリ【ブルーベリー編】3選
ブルーベリー・ビルベリーのアントシアニン11の効果
科学的根拠があった!ブルーベリーの驚くべき11の健康メリット
- 栄養成分が非常に豊富
- 腸にいい
スウェーデンのルンド大学工学部の研究 - 強力な抗酸化物質を含む
サウスダコタ州立大学の研究 - DNAのダメージを減らす
学術誌『Carcinogenesis』に掲載された研究 - 心臓病のリスクを低減
イギリスのイースト・アングリア大学が6ヵ月間にわたって行った研究 - 脳の機能を保護
イギリスのペニンシュラ医科歯科大学
学術団体「American Chemical Society」が行った研究 - 集中力を促進
イギリスのレディング大学の研究 - 血糖値をコントロール
- コレステロールの酸化防止
オクラホマ州立大学が8週間にわたって行った研究 - 血圧を下げる
- 筋肉の回復を助ける可能性も
専門誌『Journal of the Independent Society of Sports Nutrition』に掲載された小さな研究
[参考・詳細サイト]