【図解】2種類の近視

2種類の近視:①屈折性近視と②軸性近視

①屈折性近視
デスクワークなどで、近くを長く見ていて緊張状態が続いて水晶体の屈折率が変化したまま固まった状態です。網膜より前で焦点が結んでしまいます。しかし、右の軸性近視とは違い網膜自体の位置は変わっていません。

②軸性近視
眼球が前後に伸びてしまうことにより、焦点が網膜より前に来てしまうことです。じつは、近視のほとんどが、この軸性近視です。普通の人は、その伸びはわずかですから、問題にはなりません。
遺伝によるとされていますが、赤ちゃんの場合はn年をとることによって長くなっていきます。

バイオレットライトって知っていますか?

バイオレットライトの波長は、360〜400nmの紫色の光
光の波長は赤が長く、紫が短くなります。バイオレットライト(紫光)ですから、紫外線よりは長い波長になります。紫外線が目や体に良くないことは知られています。が、このバイオレットライトは眼球の伸びを短くすることが、知られてきました。

慶應義塾大学 医学部眼科学教室(坪田一男教授)、光生物学研究室(主任研究員:栗原俊英特任講師)の鳥居秀成特任助教らは2016年12月26日、ヒヨコを用いた動物実験とヒトの臨床研究を通じて、波長が360〜400nmの光(バイオレット光)が近視進行(眼軸長伸長)を抑制することを世界で初めて発見した。(2016年12月28日)

子供の近視を防ぐには、屋外で遊ばせろ!

紫外線カットのガラス(UV400)は、400nmより短い波長の光をカットします。ですから、自然に多く含まれるバイオレットライト(360〜400nm)を遮断してしまいます。

また、通常の蛍光灯やLEDには、バイオレットライトは含まれていません。

バイオレットライトが屋内に差し込むことは少なくなってしまったのです。バイオレットライトを浴びるには、屋外に出なければなりません。「子供の近視を防ぐには、屋外で遊ばせろ!」と言われる所以です。

科学的な詳しい解説はこちらを参照
http://jins-healthcare.com/memamoru/article/3-1.html

現在は『バイオレットライト 蛍光灯』は市販されています。

終わりに

このほか、「単純近視」と網膜などの異常などの「病的近視」などいろいろな分け方があります。「単純近視」は、メガネやコンタクトレンズで矯正できますが、「病的近視」は眼科医でも治療できないものも多くあります。

健康診断時に、少なくとも眼底検査は受けるようにしてください。

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